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SELF CHECK
排尿困難、頻尿、夜間頻尿、残尿感などの排尿に関する症状、
勃起障害や陰嚢腫大といった男性特有の症状でお困りではありませんか。
当院では患者さんの立場に立ち、排尿指導、薬物療法、手術など幅広く治療を行っております。
腰背部から側腹部の痛みは尿路の結石や血の塊が尿管に嵌頓したり、腎の炎症(腎盂腎炎や腎腫瘍)、腎内の出血(腎腫瘍、腎のう胞)腎外傷などで生じることがあります。肉眼的血尿(赤いおしっこ)が出て、側腹部痛を認めたら、尿管結石の可能性が大きいです。発熱と側腹部痛があるときは急性腎盂腎炎などの腎感染症、外傷を契機にしていれば腎損傷の疑いがあります。尿路疾患以外でも側腹部痛を生じる可能性があり、右側では胆石、虫垂炎、腸閉塞、左側では膵炎、腸閉塞などの疾患を鑑別する必要があります。
夜間頻尿とは通常2回以上が生活の質(QOL)の低下に強く関与します。夜間頻尿が夜間多尿(夜間の尿量が増える)によるものであれば水分過剰摂取、薬剤性、高血圧、睡眠時無呼吸症候群が疑われ、夜間多尿がなければ睡眠障害が疑われます。多尿がみられる時は水分過剰摂取、水再吸収障害(尿崩症)、糖尿病などが疑われます。下部尿路症状(排尿困難、頻尿など)を伴えば前立腺肥大症、過活動膀胱、間質性膀胱炎などが疑われます。このように夜間頻尿の原因は多岐にわたり複合的に関与している可能性があります。
目で見て尿中に血が混じっていることがわかる場合は肉眼的血尿、尿検査だけでわかるものを潜血尿または顕微鏡的血尿といいます。尿路の腫瘍・結石・炎症・先天奇形・損傷、多臓器癌の尿路への浸潤、腎梗塞、糸球体腎炎、腎血管性疾患などで起こります。肉眼的血尿が1回だけで消失しても、尿路悪性腫瘍の初発症状である可能性があるので必ず精密検査を受けるようにしてください。特に無症候性の肉眼的血尿の場合は、尿路悪性腫瘍の存在を強く疑います。膀胱癌の85%は血尿を契機に発見されます。
排尿困難、頻尿、夜間頻尿などの症状で困ってはいるが歳のせいだとあきらめていませんか。厚生労働省の統計によると前立腺肥大症にて治療を受けているのは40万人と推計されております。しかし55歳以上の男性の5人に1人は前立腺肥大症と言われており、人数にして約400万人となり非常に一般的な病気であることがわかります。前立腺肥大症の治療は薬物療法、外科的治療(手術)になりますが当院の前立腺手術( 経尿道的レーザー前立腺蒸散術 PVP)は90歳を超えるかたでも安全に行え、また血液サラサラのお薬を継続したままでも行える治療になります。
PSAは前立腺癌の早期発見のための腫瘍マーカーです。前立腺癌の罹患数は年間約8万人ですべての男性癌の15.9%を占めます。PSA検査にて前立腺癌の死亡率が低下していると証明されております。PSA>4ng/mlの場合は精密検査が必要な場合が多く、当院では麻酔下にて経直腸的前立腺生検(直腸から超音波を挿入し超音波で確認しながら針を刺す)を行っております。非常に安全な検査になりますが麻酔をかけるため入院が必要になります。
睾丸に痛みを伴う場合は流行性耳下腺炎(おたふくかぜ、ムンプス)の後の精巣炎、精巣に行く血管が捻じれる精巣捻転症、尿路感染や性感染症で起こる精巣上体炎などが考えられます。また痛みを伴わない場合は陰嚢水腫、鼠径ヘルニアなどの良性の病気や精巣腫瘍といった悪性疾患の可能性もあります。陰嚢が腫れる(陰嚢腫大)症状は、羞恥心から受診が遅くなる場合もありますので必ず専門医を受診してください。
尿失禁、骨盤内臓器脱といった女性特有のお悩みでお困りではありませんか?
当院では患者さんの立場に立ち、排尿指導、筋肉トレーニング、薬物療法、手術など幅広く治療を行っております。
腰背部から側腹部の痛みは尿路の結石や血の塊が尿管に嵌頓したり、腎の炎症(腎盂腎炎や腎腫瘍)、腎内の出血(腎腫瘍、腎のう胞)腎外傷などで生じることがあります。肉眼的血尿(赤いおしっこ)が出て、側腹部痛を認めたら、尿管結石の可能性が大きいです。発熱と側腹部痛があるときは急性腎盂腎炎などの腎感染症、外傷を契機にしていれば腎損傷の疑いがあります。尿路疾患以外でも側腹部痛を生じる可能性があり、右側では胆石、虫垂炎、腸閉塞、左側では膵炎、腸閉塞などの疾患を鑑別する必要があります。
40歳以上の女性の4割は尿失禁に罹患しているという統計があります。尿漏れはタイプにより咳やくしゃみで漏れる腹圧性尿失禁、こらえられない尿意のため漏れる切迫性尿失禁、両方が組み合わさった混合性尿失禁、高度の尿排出障害のため常にたらたら漏れる溢流性尿失禁、運動機能低下や認知機能低下のためおこる機能性尿失禁があります。腹圧性尿失禁は妊娠、出産、加齢、肥満などが原因で骨盤底筋や靭帯がゆるんで起こります。切迫性尿失禁は突然の強い尿意を感じトイレまで間に合わず尿が漏れてしまい、水に触れると誘発されることがあります。
尿漏れは羞恥心のため受診することを躊躇する症状だと思いますが、当院では女性医師もおりますのでお気軽にご相談ください。
長時間立った後や排便の時にいきむと膣から何かがでてくる、風呂場でしゃがんだときに陰部に何かが触れるといった症状で受診され、女性の10人に1人が罹患していると言われている骨盤内臓器脱が原因です。骨盤内臓器脱は膣を支持している靭帯、筋肉などの損傷、脆弱化にて起こり、原因として分娩による骨盤底筋の損傷、体重増加、便秘、年齢によるホルモンレベルの変化などがあります。問診、内診にて診断し、重症度により骨盤底筋体操、膣内装具、外科的治療(手術)にて治療します。
このような症状は羞恥心のため受診することを躊躇する症状だと思いますが、当院では女性医師もおりますのでお気軽にご相談ください。
昼間の尿回数が8回以上を頻尿といいます。排尿時痛を伴っていれば膀胱炎、尿意切迫感(突然の強い尿意)を伴えば過活動膀胱、血尿を認めれば膀胱癌、膀胱痛があれば間質性膀胱炎などを疑います。また子宮筋腫に伴い膀胱が圧迫されることにより頻尿がおこることもあり、多飲、多尿に伴う頻尿や神経系の疾患によるもの、心因性、薬剤性にてなることもあります。頻尿の原因は多岐に上りますのでまずは専門医を受診ください。
夜間頻尿とは通常2回以上が生活の質(QOL)の低下に強く関与します。夜間頻尿が夜間多尿(夜間の尿量が増える)によるものであれば水分過剰摂取、薬剤性、高血圧、睡眠時無呼吸症候群が疑われ、夜間多尿がなければ睡眠障害が疑われます。多尿がみられる時は水分過剰摂取、水再吸収障害(尿崩症)、糖尿病などが疑われます。下部尿路症状(排尿困難、頻尿など)を伴えば前立腺肥大症、過活動膀胱、間質性膀胱炎などが疑われます。このように夜間頻尿の原因は多岐にわたり複合的に関与している可能性があります。
目で見て尿中に血が混じっていることがわかる場合は肉眼的血尿、尿検査だけでわかるものを潜血尿または顕微鏡的血尿といいます。尿路の腫瘍・結石・炎症・先天奇形・損傷、多臓器癌の尿路への浸潤、腎梗塞、糸球体腎炎、腎血管性疾患などで起こります。肉眼的血尿が1回だけで消失しても、尿路悪性腫瘍の初発症状である可能性があるので必ず精密検査を受けるようにしてください。特に無症候性の肉眼的血尿の場合は、尿路悪性腫瘍の存在を強く疑います。膀胱癌の85%は血尿を契機に発見されます。
子供が泌尿器科を受診する機会は滅多にありません。
排尿、陰部に関して受診していいのかの判断も難しいと思います、何かお困りの際はお気軽にご相談ください。
夜尿症は5歳で15%、小学校低学年で8%、小学校高学年で5%程度にみられます。
多くは12歳を過ぎると消失していきますが、まれに成人になっても夜尿症が継続することもあります。自然に経過をみていても1年間で10-15%程度の改善を認めます。原因は夜間の尿量が多い、夜間の膀胱容量が小さい、睡眠障害、心理的ストレス、膀胱や腎臓の器質的な異常があります。おしっこの出が悪い場合や昼間も尿が漏れる場合など先天的な尿路の異常が疑われる場合にはレントゲン検査、超音波検査を行います。治療は夜尿をした子供に怒らないことや焦らないこと、夕方以降の水分・カフェインや塩分摂取制限、睡眠前に必ずおしっこをすること、睡眠中の冷え、寒さから身体を守るなどの生活指導をまずはおこなっていきます。また夜尿がなかった日のご褒美、膀胱への蓄尿量の増大を目的とした膀胱訓練などの指導をおこない、改善が認められない場合は積極的な治療に移行します。積極的な治療としてアラーム療法、薬物療法があります。
包茎は陰茎全体が皮膚に包まれた状態ですが、小児では治療を要しない生理的な包茎がほとんどです。息子のおちんちんがこのままでいいのか悩まれるお父さん・お母さんも多いと思いますが、ほとんどの場合手術は必要ありません。子供の包皮の下に黄色い塊があるといった症状がありますが、それは皮膚の垢で、恥垢といい包皮がむけてくると自然に出ていきますので問題ありません。しかし、おちんちんの先が赤くなったり、痛みや腫れを伴うと亀頭包皮炎といい、自然軽快する場合もありますが抗生剤を内服すると治りが早いです。繰り返す場合には手術が必要になる可能性があります。子供の包茎の治療は、包皮をむけるところまでむき軟膏(ストロイド含有)を1日2回塗ります。むけるようになっても必ず元に戻してください。元に戻らない状態を陥頓包茎といい長時間経過すると手術が必要になる可能性があります。