092-761-3001
〒810-0022 福岡市中央区薬院2-5-20
平日
9:00-12:30 / 14:00-17:30
土曜
9:00-12:30

泌尿器の筋肉を鍛えて、尿漏れ・頻尿を改善!―福岡薬院ひ尿器科コラム

2024年04月18日

泌尿器の筋肉、特に骨盤底筋群の強化は、尿漏れや頻尿といった問題の改善に非常に有効です。日常生活におけるこれらの不快な症状は、多くの人々の自信と生活の質を低下させますが、適切な筋肉トレーニングによって大きな改善が見込めます。骨盤底筋トレーニングは、これらの筋肉を意識的に鍛え、尿漏れを防ぎます。骨盤低筋体操は頻尿の原因となる過活動膀胱の診療ガイドワインに推奨グレードAと最も高い評価となっています。今回は、これらの筋肉を定期的に鍛えることの重要性を解説していきます。

 

1.泌尿器の筋肉とは

泌尿器系の健康は、多くの人々にとって重要な関心事です。特に、尿漏れや頻尿といった問題は、日常生活に大きな影響を与える可能性があります。これらの問題に対処する上で、泌尿器の筋肉、特に骨盤底筋群の役割と重要性を理解することが不可欠です。

泌尿器系の筋肉を強化することは、尿漏れや頻尿を予防し、改善する上で非常に効果的です。骨盤底筋トレーニングなど、特定のエクササイズを定期的に行うことで、これらの筋肉を鍛え、強化することが可能です。

骨盤底筋群の役割

骨盤底筋群は、文字通り人体の「床」を形成し、泌尿器系と生殖器の支持と機能の制御に不可欠な役割を担っています。これらの筋肉は、尿道と肛門を囲む形で配置され、内臓の位置を保持し、開閉機能を助けることで、排尿と排便のコントロールをしています。また、性交時の快感や出産時のサポートなど、他の重要な機能も果たしています。骨盤底筋群が弱くなると、尿漏れや膣のたるみ、さらには内臓脱などの問題を引き起こす可能性があります。

頻尿、夜間頻尿を改善するためには適切な水分摂取や食生活、定期的な運動など、健康的な生活習慣を維持することも重要です。

 

2.筋肉を鍛える方法

ここでは、骨盤底筋トレーニングとマシンによるトレーニングの二つの主要な方法について掘り下げます。

骨盤底筋トレーニング

骨盤底筋トレーニングは、骨盤底筋群を意識的に締めることで行われます。この運動は、尿道、膀胱、そして直腸の周りの筋肉を強化し、これらの器官の支持と機能の改善に役立ちます。この運動は、どこでも、いつでも実行可能であり、特別な器具や設備を必要としません。

この運動を行う際には、正しい筋肉を締めることが重要です。このために、便を止める動作をすることで、鍛えるべき筋肉を特定できます。運動は、筋肉を数秒間締めた後、リラックスすることを繰り返し行います。日常的にこれらの運動を行うことで、数週間から数ヶ月で結果が見られるようになります。

マシンによるトレーニング

なかなか自分では骨盤底筋トレーニングができない方には、着衣のまま座るだけで骨盤底筋を強化できる「インティマウェーブ治療」がおすすめです。

高強度テスラ磁気の刺激により、8cmの深さまでインナーマッスルを刺激します。施術時に磁気刺激により

筋肉が収縮する感じがありますが、痛みはありませんので我慢可能なエネルギーに調整いたします。副作用は筋肉痛だけですが慣れてくれば筋肉痛もなくなりますが全て許容範囲内です。

産後の尿漏れや高齢の方にも問題なく利用していただけますが、治療効果には個人差があり、定期的に診療して頂くことをお勧めします。

 

3.筋肉を鍛えることの利点

尿漏れの予防と改善

骨盤底筋群を鍛えることで、尿道を囲む筋肉が強化され、尿漏れのリスクを大幅に減少させることができます。尿漏れは多くの人にとって社会的および心理的な不安を引き起こす問題であり、この症状を予防または改善することは、自信を取り戻し、日常生活をより積極的に楽しむことを可能にします。これらの骨盤底筋トレーニングは、将来的なリスクを減らしたい人にとっても有効です。

頻尿の管理

骨盤低筋体操は頻尿の原因となる過活動膀胱の診療ガイドワインに推奨グレードAと最も高い評価となっています。頻尿を改善させることで日々の生活に活力をもたらします。夜間頻尿も骨盤底筋体操が有効なことがあります。もし改善したら良質な睡眠は全体的な健康に関与するため長い目で行う価値はあります。

 

まとめ

泌尿器の筋肉を鍛えることの重要性は、尿漏れや頻尿といった日常生活に影響を及ぼす問題を改善するためだけではありません。身体的健康はもちろん、精神的な自信と自立を高める方法としても価値があります。これらの運動は、長期的な健康維持と予防医学の観点からも、重要な役割を果たします。泌尿器の筋肉を鍛えることで得られる利点は多岐にわたり、身体的な改善だけでなく、生活全般にわたるポジティブな影響をもたらすのです。

 

お気軽にお問い合わせください。

092-761-3001

受付時間:平日9時〜17時。

一覧に戻る

オンライン診療「クリニクス」