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残尿感がある20代男性について―福岡薬院ひ尿器科コラム 

2024年01月26日

残尿感は、実際に尿が残っている場合だけでなく、実際に尿は残っていなくても残尿感を感じる場合もあります。

男性で残尿感がある場合、前立腺肥大を疑うのですが、シニア世代に多い疾患であり、若い男性には珍しいと思います。そのため20代男性には前立腺炎や性感染症を疑います。

 

・前立腺炎

前立腺に炎症が発生し、痛みや腫れを生じます。

腰や陰茎、精巣に痛みを感じる場合だけでなく、排尿痛や発熱、頻尿、尿意切迫、尿勢低下、残尿感など症状があります。

原因として、発熱が認められる場合には細菌感染が考えられ、原因菌の多くは大腸菌などの腸内細菌です。

慢性前立腺炎の場合は)20代~40代の若い世代に発生し、ストレスが影響していると考えられています。慢性前立腺炎になると膀胱には尿が残っていなくても膀胱や尿道の知覚異常により残尿感を感じます。

完治することはなく薬物療法で残尿感などの症状を抑えていく対処療法となります。慢性前立腺炎の悪化する原因としてストレス、後は会陰部を刺激する長時間のデスクワーク、自転車での移動がありますので極力避けるような生活をしていきましょう。完治することはありませんので長期戦になりますが上手く前立腺炎と付き合っていきましょう。

 

・性感染症

性行為によって感染する病気の総称であり、粘膜接触により感染します。

主な性感染症にはクラミジア感染症、菌感染症、梅毒、性器ヘルペス、クラミジア、淋菌以外のマイコプラズマ、トリコモナスなどによる尿道炎です。

その中でも淋菌感染症では強く症状がでます。排尿時痛、尿道からの膿、残尿感です。クラミジア感染症は淋菌感染症と比較すると症状が乏しいです。放置すると睾丸が腫れて発熱し入院が必要になる場合もあります。

 

残尿感がある20代男性についてお伝えしました。

排尿時のトラブルは高齢者だけの問題ではありません。むしろ若い世代こそ一日も早く問題を解決して快適な毎日を取り戻してほしいと願います。

 

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