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認知症による尿失禁の対策について-福岡薬院泌尿器科コラム

2023年03月23日

認知症とは、後天的な脳の障害により脳の神経細胞が減少・死滅し機能低下を起こす病です。今まで出来ていたことがだんだんできなくなり、介護などのサポートが必要になります。

 

症状は多岐にわたり、記憶障害や判断力の低下などの中核症状と、暴言や徘徊、機能性尿失禁などの周辺症状があります。

機能性尿失禁は、尿意があり自力でトイレに行こうとしますが、間に合わず漏らしてしまう場合です。膀胱や尿道などに問題はなく、判断力や理解力、認知力に原因があります。トイレに間に合わないだけでなく、排泄の意味が解らずトイレ以外の場所で排泄することもあります。

主な対処法として、

・トイレの場所をわかりやすく表示

一目見てトイレだとわかるように大きな文字や便器のイラストなどの張り紙をするのも効果的です。

・トイレに行きたいサインを見逃さない

そわそわしたり、表情が変わったりしますので日ごろの観察も大切です。

・脱着しやすい服装にする

運動機能や認知機能が低下しているためズボンを下すのにも時間がかかります。

・便器の使い方を一緒に確認する

排泄の仕方や排泄後の処理など一緒に何度も確認しましょう。

 

まとめ

対策を実行しても、上手くいかないことも多いと思います。その場合は、尿取りパットの使用も試してみるとよいでしょう。ただし、認知症の方の中には使用目的が理解出来ずパットの交換のときに嫌がる方もいます。交換をしないままだと不衛生になり、膀胱炎など感染症を起こすリスクもありますのでご注意ください。

ご家族や介護者の方は排泄のときに異変があれば、早めに泌尿器の専門医にご相談ください。

お気軽にお問い合わせください。

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