泌尿器のトラブル、確かにデリケートな部分でもあり敷居が高いですよね。
ただ、本当に検査の時に触診があるのか?受診された際の流れをお伝えしますので、少しでも安心して、早めに受診していただけると幸いです。
受診された時の流れ
初診の場合、問診によるヒアリングと採尿検査や超音波検査が中心になります。
もちろん症状により絶対に患部を見たり触ったりしないということではありません。泌尿器科で女性の触診をすることは稀です。男性の場合はどうしても症状によっては亀頭、陰嚢を触診することはあります。
実は泌尿器科を受診される患者さんの多くは、排尿痛、血尿、頻尿、夜間頻尿、残尿感、尿漏れ等排尿に関する訴えです。一見、命に係わる症状ではないように見えますが、実はその症状の奥に重篤な病気が隠れているかもしれません。なにより放置することでQOLが落ちて、他の病を併発すると大変です。
特に女性は視診や触診には抵抗を感じられる方も多いと思います。女性に多い膀胱炎等では問診・尿検査(必要なら超音波検査)でほとんど診断がつきます。そのため痛みもなく、下着を脱ぐ場面もありません。
検査によっては尿道にファイバースコープを入れるなど詳しい検査も考えられますが、きちんと医師から説明があり患者さんの納得の上で行いますのでご安心ください。
また、男性特有の性器として、精巣やペニス、前立腺の触診は問診などのあと検査がある場合も考えられます。
最後に
泌尿器のトラブルが続いている方は、重篤化する前に早めに受診をご検討ください。当院では、年齢性別を問わず、個人のプライバシーに配慮した診療と設備を備えておりますので、安心してご相談ください。