092-761-3001
〒810-0022 福岡市中央区薬院2-5-20
平日
9:00-12:30 / 14:00-17:30
土曜
9:00-12:30

女性の膣のお悩み

2018年11月08日

女性の膣のお悩み

先日尿漏れに対しのレーザー治療を導入したことをコラムに載せましたが、今回はそのレーザーによるその他の効果につきまして書きたいと思います。

膣にレーザーをあてることにより、膣の奥深くに熱を加え細胞が若返り、尿道や膣周囲の組織が回復します。そのため萎縮性膣炎、膣弛緩症、骨盤内臓器脱に効果があります。レーザーのあてる場所ややり方はほぼ一緒です。

①萎縮性膣炎とは閉経後に女性ホルモン(エストロゲン)が低下することにより起こります。
下記のような症状があります。
・陰部がかゆい
・おりものの匂いが気になる
・セックスの時に痛い、出血がある
・陰部が乾燥しる
・陰部の灼熱感がある

②膣弛緩症とは出産に伴い膣が緩むために起こります。下記のような症状があります。
・お風呂からあがると膣内からお湯が出てくることがある
・出産後、セックスの満足度が低下した気がする。

以前は手術しかありませんでしたがレーザーをあてることにより膣の縮小率は平均17%も小さくなり、膣圧に関しても60%増すという結果がでています。また術後のアンケートでも97%もの方が改善を実感されています。

③骨盤内臓器脱は出産などにより膀胱、子宮、直腸が陰部に下がってくる病気をいいます。従来は骨盤底筋体操や手術しかありませんでした。軽度の骨盤内臓器脱はレーザーが効果あると言われております。また尿失禁治療に比べて複数回レーザー治療が必要になることが多いです。

このようにレーザー治療は陰部の症状を多岐にわたりとれる可能性があります。
女性の膣のお悩みを抱えている方の強い味方となりそうです。

お気軽にお問い合わせください。

092-761-3001

受付時間:平日9時〜17時。

一覧に戻る

オンライン診療「クリニクス」