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従来は咳やくしゃみをした時に尿が漏れる腹圧性尿失禁の治療は骨盤底筋体操か手術しかありませんでした。しかし骨盤底筋体操は劇的に改善することはなく、手術は抵抗を示す患者さんが多いと常日頃の診療で感じてまいりました。
以前より最小侵襲治療をモットーに診療を行ってまいりましたが、切開も不要で副作用もほとんどない患者さんに優しい腹圧性尿失禁の治療器であるインティマレーザーを泌尿器科の施設としては全国で3番目、九州では最初に2018年10月29日より導入しました。
インティマレーザーは膣の奥深くに熱を加えるため、浅い部分には影響が少ないため副作用がほとんどなく回復までの時間が早いです。奥深くに熱を加えることにより細胞が若返り、尿道や膣周囲の組織が回復することにより腹圧性尿失禁が改善します。膣にレーザーをあてるためその他の効果もあり、膣のアンチエイジングの作用もあります。
従来の手術との比較を下記に記載します。
何かご相談の際は当院では女性の泌尿器科専門医もおりますのでお気軽にご相談下さい。
腹圧性尿失禁治療 インティマレーザー治療 従来の手術(TOT) |
理論 レーザーをあてることにより周囲の組織を回復 人工のテープを体内に挿入し尿道を支える |
利点と欠点の比較 |
麻酔が不要 脊椎麻酔が必要(従来手術) |
外来にて治療が可能 数日間の入院(従来手) |
ほとんど副作用なし 人工物が入るため感染が問題になることがある(従来手術) |
妊娠希望者でも可能 妊娠希望者は不可(従来手術) |
2-3年するともう一度治療をする必要がある 永久的に固定(従来手術) |
費用 自費診療 9万+税 保険診療 3割負担で約9万円程度(従来手術) |