「泌尿器科ってなんだか恥ずかしい…」そう思って、受診をためらっていませんか?
デリケートな場所の悩みは、誰かに相談することすらためらってしまうかもしれません。しかし、泌尿器科は男性だけでなく、女性やお子様も安心して受診できる診療科 です。
このブログでは、泌尿器科を受診する際の不安や疑問を解消し、一歩踏み出すお手伝いをいたします。
一人で悩まず、ぜひ最後までお読みください。
1.なぜ泌尿器科の受診をためらってしまうのか?
多くの方が泌尿器科の受診に抵抗を感じる理由として、以下のようなものが挙げられます。
・デリケートな部位の診察への抵抗感:泌尿器科は、性器や排尿に関する症状を扱うため、どうしても恥ずかしさを感じてしまいます。
・男性特有の病気を扱うイメージ:泌尿器科は男性の病気を診るイメージが強く、女性が受診することに抵抗を感じる方もいます。
・医師が男性であることへの不安:男性医師に相談しにくいと感じ、受診をためらってしまう女性も少なくありません。
しかし、これらの不安は誤解に基づいていることが多いのです。
2.泌尿器科は男性だけの診療科ではない
器科は、男女問わず、幅広い年齢層の方が受診する診療科です。
泌尿器科で扱う主な疾患は以下の通りです。
- 男性
・前立腺肥大症:尿の勢いがなくなる、残尿感がある、夜間の排尿回数が増えるなどの症状が現れます。
・前立腺がん:早期発見のためにはPSA検査が重要です。
・尿路結石:腰や背中の激しい痛み、血尿などが症状として現れます。
・勃起不全(ED):ED治療薬の処方も行っています。
・男性型脱毛症(AGA):AGA治療薬の処方も行っています。
・男性更年期障害:男性ホルモン低下による症状を治療します。
- 女性
・尿失禁:咳やくしゃみで尿が漏れる(腹圧性尿失禁)、急な尿意で漏れる(切迫性尿失禁)など、様々なタイプがあります。
・骨盤内臓器脱:膣から何かが出てくる、下がってくる感じがするなどの症状が現れます。
・過活動膀胱:急な尿意、頻尿、夜間頻尿などが症状として現れます。
・間質性膀胱炎:膀胱の痛み、頻尿などが症状として現れます。
・膀胱炎:排尿時の痛み、頻尿、残尿感などが症状として現れます。
- お子様
・夜尿症(おねしょ):5歳以上で夜間のおもらしが続く場合、治療が必要です。
・包茎:小児では生理的な場合がほとんどですが、状態によっては治療が必要になります。
・その他:停留精巣、水腎症、膀胱尿管逆流など、これらの疾患も泌尿器科で扱います。
このように、泌尿器科は、男女問わず、幅広い年齢層の方の排尿や性機能に関する様々な悩みを解決できる診療科なのです。
3.薬院泌尿器科医院の取り組み
当院、薬院泌尿器科医院では、患者様が安心して受診できるよう、様々な取り組みを行っています。
⑴様々な取り組み例
・女性専門外来:女性医師による診療を予約制で開設しています。女性特有の悩みに寄り添い、安心して相談できる環境を提供しています。
・プライバシーへの配慮:診察室は白を基調とした清潔感のある空間で、プライバシーに配慮した設計となっています。
・予約優先制:待ち時間を少なくし、スムーズな受診が可能です。
・最新の医療技術:接触式前立腺レーザー蒸散術(CVP)などの最新技術を導入し、効果的な治療を提供しています。
・丁寧な説明:患者様の疑問や不安に丁寧にお答えし、納得のいく治療を心がけています。
⑵女性専門外来について
女性専門外来では、女性特有の泌尿器疾患を専門に診療しています。
「尿が漏れる」「急に尿意があり我慢できない」「膣から何かが出ている」など、デリケートな悩みを安心してご相談ください。
当院では、女性医師が丁寧な問診と診察を行い、患者様の症状に合わせた最適な治療法を提案します。
治療法としては、薬物療法、骨盤底筋トレーニング、手術などがあります。
特に、骨盤底筋トレーニングは、座るだけのマシーンを使ったトレーニングを行うことができ、自宅で行うトレーニングと併せて、継続して行うと尿失禁や過活動膀胱の改善が期待できます。
⑶男性専門外来について
当院では男性特有の泌尿器疾患についても専門的な診療を行っております。
前立腺肥大症、前立腺がん、尿路結石症、ED、AGA、男性更年期障害など、男性のデリケートな悩みにも対応しています。
最新の医療技術を駆使し、患者様の症状に合わせた最適な治療法を提案します。
特に、前立腺肥大症に対しては、低侵襲な接触式前立腺レーザー蒸散術(CVP)を導入し、患者様の負担を軽減した治療を提供しています。
⑷お子様の泌尿器科について
「おねしょが治らない」「おちんちんのことで気になることがある」など、お子様の泌尿器に関するお悩みもご相談ください。
当院では、お子様の成長に合わせた丁寧な診察と治療を行います。
夜尿症(おねしょ)に対しては、生活指導や薬物療法などを行っております
包茎についても、(包茎専門クリニックで勤務している泌尿器科医が)状態に合わせて適切なアドバイスや治療を行います。
4.最後に
泌尿器科の受診は、決して恥ずかしいことではありません。
泌尿器に関する症状は、生活の質に大きく影響します。恥ずかしがらず、早期治療を検討しましょう。
もし少しでも気になる症状があれば、一人で悩まず、当院にご相談ください。
この記事が、あなたの不安を少しでも解消し、受診への一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。